4月

Diary Top - 1

4月30日:最後の日

この森でご主人様に拾われてから、5年と半年が過ぎたでし。
初めはお店に来た人とお話。
次に広場やFoF本部、それにギルドで集まってる人とお話して、本当にいっぱいの人に会えたでし。

その出会えた人でいっぱいになったFoF本部。
どんどん賑やかになっていくけど、そろそろ行かなくちゃいけないでし。
お別れを言うのは寂しいから、大騒ぎの本部からそっと抜け出て、ぽてぽてとゲートへと向かう道を歩いていきまし。
途中通りがかった、アームベルグセントラルのガラスは人に囲まれていて、
中にはやっぱりエルロンドさんが入ってまし。
わたしが夢見をうろうろするようになった頃にも良くあった風景でし。
でも、あの頃のセントラルはもっと狭かったから、走っててガラスにぶつかったり、
人がいっぱいすぎて通れなくて困ったこともあったりもしたなぅ。

FoF本部とは逆に、しみじみと残された時を過ごしているように見えるセントラルの十字路。
そこを左に曲がって、右手側のマンション、左手側のショッピングセンターに挟まれた道を通りまし。
この道もいっぱい通ったなぅ。
おうちからお店へ行く時なんかは、横切ったりして。
ここを抜けるとエルムールへ抜ける森道。それに……

森の中でひっそりと光を放つ、赤いゲート。
縁に立ったわたしの目の前で一瞬強く輝いたでし。
“フェリルが沈んでしまったんでしね”
ここももうすぐ、と思うと寂しくてたまらないけど、
ぎゅっと手を握って、いつもの輝きに戻ったゲートの中に入ったでし。

見慣れた光景、景色、懐かしい人――出会えた5年半、ずっと忘れないでし。

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そうして、NEOで迎えた0の刻。
夢見の森は在りし日の賑わいそのままで沈んで行きました。

4月27日:閉店

今日、夢見のお店を閉めてきた。

前の夢見も今の夢見も同じ、ショッピングセンター3階の東側北から4番目のお店。
お店の名前もずっとPurple Catsで、思い出もいっぱいあって寂しいけど、
わたしがお店番するのは、夢見のこのお店しかないって思いまし。
ご主人様も、他の世界でまた場所借りて、お店を開くつもりはないみたい。
だからきっと、これが最初で最後の閉店のお知らせになりまし。

アイテムショップPurple Catsは今日でおしまいになりまし。
これまでに買ってくれた人、覗きに来てくれた人、お客さんみんなにありがとうでし。
またどこかで会えたらいいなぅ。

4月3日:撫で

鳥さんがひょっこりと、私の部屋に顔を出しました。
この人は私を撫でるのが好きなようで、撫でるのが挨拶代わりになっています。
やって来た時になでなで、私が寝るとなでなで、逆に起きてもなでなで。
当然のことですが、お別れの時にも撫でていくのです。

Jay_Blue > 最後にひとなで
Jay_Blue > なでなでわしゃわしゃ

こんな具合に、1時間も経たない内に10回くらい撫でられました。
おかげでどことなく毛艶がよくなったような気もします。

4月2日:変わったこと

Closedの国内ゲートがごっそりと減りました。
おかげで移動が少々不便なことに……特殊倉庫があるのが救いです。
倉庫に大量の水を流し込みつつ、隣家の専用ゲートがうらやましく思えた日(。。V


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