猫年は何でないんだろう
 干支を決める日の発表に遅れてしまった猫。
 困り果てて、発表会場に残っていたねずみにたずねました。
「ねずみさん、干支はいつにどうやって決めるんだい?」
 ねずみは答えました。
「干支には明後日の朝、早く来た者順になれるんだって」

 当日の朝、猫が会場へ行ってみると誰もいません。
 1番乗りかと思えば、ずっと待っても誰も来る気配がありません。
 (これはおかしい)
 聞いて回る猫に、皆は口を揃えて言いました。
「何を言っているんだい。干支を選ぶ日は昨日じゃないか」

――猫がない理由の1つに、ねずみに騙されたからというものがあるらしいです。

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